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ヴェレン卿

私のせいです、叔父上。

これは裁きの場ではないのだ、ラズロ。

違う…のですか?

すでに決定は下された。

ですがイーゴンはどうなるのですか?

あれはすでに追放された。

本人のためだ。もちろんな。

そしてお前は…

お前は大司法官のもとで奉仕せよ。

お前ならそこで変われるかもしれん…

…真っ当な貴族にな。

これは裁きの場ではないのだ、ラズロ。

叔父上…

大司法官たちの…不興を買ったな。

農民たちが…激怒している。

暴動になるだろう。

命が無意味に失われる。

すべてはお前たちのささやかな「視察」のせいだ。

イーゴンはどこです?

いや…

正しい方法でやる。

言え。

きっかけは…お前の母親だった。

来い。その目で確かめよ。

ラズロ…

何の用だ?

真実を聞かせていただく。

言い分を述べよ。そのうえで判決を下す。

私を殺して茶番を終わらせてはどうだ?

お前の母は遠方から来た。

そしてお前の父と…私を魅了した。

そして我らは親密になった。

関係を持ったのだ。

嘘だ。

お前の父は…それに気付いた。

そして予想どおりの行動をとった。

これは…なんだ?

真実を知りたいのだろう。

これが真実だ。

彼女がわかるか?

そんな…ありえない。

私には選択肢がなかったのだ。

だからふたりを裏切ったと?

お前のことは見逃してやった。

恩着せがましいことを。

お前が産まれたとき…思ったものだ。私の子なのか…

…あいつの子なのか。

今ならわかる気がする。

今は亡き我が妻だ…

彼女は子を産む際に命を落とした。

2人目の息子も運命をともにした。

その後、お前の母がよく会いに来るようになった。

大いに癒やされたものだ。

素晴らしいが、愚かだ。

お前は得るものが何もない戦いに挑んだ。負ければすべてを失うのだぞ。

私は…正しいことをしたまでです。

だがそれで命を落としてしまっては…

…何の意味もないのでは?

素晴らしいが、愚かだ。

慈悲を乞うつもりはない。

もう十分だ。

お前を決闘裁判にかける。

述べた内容に真実があるのなら、勝利することだろう。

望みどおりにしてやろう。

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